原発被害継続と東電再提訴 ショッピングセンター運営3社

 東京電力福島第1原発事故でショッピングセンター(SC)の休業を余儀なくされた福島、宮城両県の3社が東電に計約1億4千万円の賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こしたことが19日、分かった。東電が営業損害金を支払うことで2011年12月に和解が成立したが、15年に賠償が打ち切られ、原告側は「被害が続いているのに一方的だ」と主張している。

 3社は原発事故で避難区域に指定された福島県浪江町でSCを運営していたジャスト=同県南相馬市、白石ショッピングセンター=宮城県白石市、福島県富岡町でSCを運営していたアトーム=福島市。


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