NY株続落、103ドル安 米中貿易摩擦を懸念

ニューヨーク証券取引所=2014年2月

 【ニューヨーク共同】週明け18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日続落し、前週末比103・01ドル安の2万4987・47ドルで取引を終えた。終値が節目の2万5000ドルを下回ったのは約2週間ぶり。米中の貿易摩擦への懸念が相場を押し下げた。

 前週末からの下げ幅は一時、264ドルに達した。中国市場での売上高が大きい建設機械のキャタピラーや航空機のボーイングが売られた。半導体のインテルは、米証券会社が投資判断を引き下げた影響もあって、大きく下げた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は0・65ポイント高の7747・03と反発した。


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