韓国と北朝鮮がスポーツ交流協議 板門店で体育当局者

18日、板門店で握手する韓国の全忠烈・大韓体育会事務総長(手前右)と北朝鮮の元吉友体育次官(韓国文化体育観光省提供・聯合=共同)

 【ソウル共同】韓国と北朝鮮は18日、今夏のジャカルタ・アジア大会への共同出場など南北スポーツ交流を話し合う体育当局者の実務協議を、軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開いた。アジア大会での合同入場行進や合同チーム結成などを巡り調整しているもようだ。

 南北は2月の韓国・平昌冬季五輪で、合同入場行進やアイスホッケー女子の合同チーム結成を実現。米朝協議の行方にかかる非核化や、北朝鮮制裁の緩和が前提となる南北経済協力とは別に、スポーツなどの交流を活性化させたい構えだ。


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