福島県の8人、自力で下山 新潟・阿賀、警察が捜索

自力で下山する男性(手前)=18日午前6時ごろ、新潟県阿賀町

 新潟県警は18日、同県阿賀町の御前ケ遊窟(846メートル)を登山中に連絡が取れなくなり、遭難したとみられる福島県の男女8人が自力で下山したと明らかにした。けが人はいないという。県警などが早朝から捜索を始め、午前5時半ごろに8人を見つけた。

 津川署によると、8人は福島市の山の会のメンバーで、男性2人、女性6人。午前6時すぎに下山したという。

 グループは17日に9人で登山を始めたが、うち1人の男性(70)が途中で体調不良を訴え、県警のヘリが同日午後4時ごろに救助した。8人はそのまま山に残ったが、連絡が取れなくなっていた。


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