東北新幹線6時間不通 停電で15万人影響

一時的な停電が起き緊急停止した東北新幹線はやぶさ・こまち21号。奥は乗客を移すため横付けされた上り新幹線はやぶさ22号=17日午後、仙台市宮城野区

 17日午後1時56分ごろ、東京発新函館北斗・秋田行き東北新幹線はやぶさ・こまち21号(17両編成)が宮城県内の仙台―古川間を走行中に停電が起き、非常ブレーキが作動し緊急停車した。ほかの列車も立ち往生し、上下線で運行を約6時間停止した。このほか秋田、山形、上越、北陸の各新幹線など24本が運休、計152本に最大約5時間20分の遅れが出るなどダイヤが大きく乱れ、約15万人に影響が出た。

 列車が停電で停止したことについて、JR東日本はパンタグラフに何かがぶつかった痕跡があることを明らかにした。付近で鳥の死骸が見つかっており、電気トラブルとの関連を調べている。


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