2018年6月15日 16:24 | 無料公開
リハビリでボールを使った運動をする宇宙飛行士の金井宣茂さん（手前）＝１５日午後、茨城県つくば市
宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は１５日、宇宙飛行士の金井宣茂さん（４１）が、５カ月半にわたる無重力の国際宇宙ステーション滞在で低下したバランス感覚や筋力を回復するためにリハビリに取り組む様子を、茨城県つくば市の施設で公開した。
３日に地球に帰還した金井さんは、髪を短く切り、しっかりした足取りで登場。「重力の影響で、帰還直後の草原では手を振ることも大変だった」と笑いを誘った。「駆け足になるとつまずくこともあるが、日常の振る舞いは徐々にできるようになってきた」と話した。
リハビリでは、自転車型の機器やボールを使った運動、ストレッチに取り組んだ。
