東証小幅続伸、30円高 売り買い交錯

 週明け28日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅に続伸し、終値は前週末比30円30銭高の2万2481円09銭だった。北朝鮮情勢の緊張緩和を期待した買い注文と、円安ドル高進行の一服に伴う売り注文が交錯し、方向感を欠く値動きが続いた。

 東証株価指数(TOPIX)は1・28ポイント安の1770・42。出来高は約10億6400万株。米雇用統計などの発表を控え、市場では「様子見ムードが広がり、薄商いだった」(大手証券)との指摘があった。

 韓国と北朝鮮が再び首脳会談を実施し、米朝首脳会談が当初予定通りに開催される見通しとなったことを好感する買いが入った。


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