北海道で小さな村サミット 「g7」地域振興を発信

北海道音威子府村で開かれた「小さな村g7サミット」の開会式=25日午後

 人口の少ない全国各地の7村が集まる「小さな村g7サミット」が25日、北海道音威子府村で始まった。地域振興の取り組みなどを情報交換し、全国に発信するのが狙い。26日に共同宣言を採択し、27日に終了する。

 開会式には関係者や音威子府村の村民ら計100人が参加。佐近勝音威子府村長は「7村に共通する過疎や人口減少の問題を考えていく上で、新たな視点が生まれる場になることを期待したい」とあいさつした。

 今年のテーマは「小さな村でできる教育」で、音威子府村は、村立の北海道おといねっぷ美術工芸高を紹介。同高は木材工芸を中心にものづくりを学ぶことができ、注目されている。


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