東証、午前終値は2万2457円 前日終値挟み小動き

東京証券取引所=東京都中央区日本橋兜町

 25日午前の東京株式市場は米国と北朝鮮の首脳会談中止を懸念した売り注文と、外国為替相場の落ち着きを受けた買い注文が交錯し、日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで小動きの展開となった。

 午前終値は、前日終値比20円19銭高の2万2457円20銭。東証株価指数(TOPIX)は3・66ポイント安の1771・99。

 トランプ米大統領が米朝首脳会談の中止を発表し、北朝鮮に姿勢を改めるよう要求したことで地政学リスクが高まったとの観測が広がった。投資家心理が悪化し、取引開始直後は幅広い銘柄に売り注文が出た。


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