韓国、李元大統領が起訴内容否認 巨額収賄罪で初公判

初公判で被告席に着く韓国の元大統領、李明博被告=23日、ソウル中央地裁(共同)

 【ソウル共同】在職中に巨額の賄賂を受け取ったとして特定犯罪加重処罰法上の収賄罪などに問われた韓国の元大統領、李明博被告の初公判が23日午後、ソウル中央地裁で開かれた。李元大統領は「検察は無理な起訴をした」と述べ、起訴内容を否認した。韓国大統領の座を離れた後、被告として法廷に立ったのは全斗煥、盧泰愚両元大統領と、朴槿恵前大統領に次ぎ4人目。

 検察は3月に李元大統領を逮捕。2008〜13年の在任中に総額約110億ウォン(約11億円)を受け取ったとの収賄のほか、横領や職権乱用などの罪で4月に起訴した。


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