絶滅危惧の生物、41種増加 サンショウウオの仲間も

ミガキヤマキサゴ(自然環境研究センター・森英章氏提供)

 環境省は22日、絶滅の恐れがある野生生物をまとめたレッドリストを改訂し、新たに41種を絶滅危惧種に指定した。このうち、愛知県のミカワサンショウウオや東京都・小笠原諸島の兄島に生息する陸上の貝ミガキヤマキサゴなどは、3ランクある中で最も危険度が高い種と評価した。

 東京都・北硫黄島などに生息したシマハヤブサと、沖縄県・与那国島などで見られた小鳥のウスアカヒゲは絶滅したと結論付けた。50年以上生息の記録がないことが理由。ドジョウは将来、絶滅危惧種になる懸念がある準絶滅危惧種とした。


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