再生エネ100%に参加へ 環境省、方針転換

 中川雅治環境相は22日の閣議後の記者会見で、業務で使う電力を全て再生可能エネルギーで賄う国際イニシアチブ「RE100」について、これまでの消極姿勢から方針転換し、環境省として「参加する方向で検討したい」と表明した。

 18日の会見ではRE100への参加を「実務的に難しい」としていたが、地球温暖化対策にもなる再生エネの推進に環境省が積極的な姿勢を示すことが重要と判断したとみられる。

 中川氏は環境省が使う電力について「極力早い段階で再生エネの比率を上げ、最終的には100%を目指す」と述べた。

 RE100は2014年に発足し、グーグルやマイクロソフトなどが参加。


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