熱中症で957人搬送、消防庁 前週の5倍超、1人死亡

 総務省消防庁は22日、熱中症で14〜20日の1週間に搬送されたのは、全国で957人だったとの速報値を発表した。このうち福岡県の1人が死亡した。前週の187人の5倍以上に増えた。担当者は「暑さに体が慣れていない時期なので、急に気温が高くなった日はこまめに水分補給をしてほしい」と呼び掛けた。

 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症者は24人、短期の入院が必要な中等症は295人だった。年齢別では、65歳以上が53%を占めた。

 都道府県別に見ると、埼玉の82人が最も多く、大阪57人、愛知55人、東京54人と続いた。


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