「里親」職員に有給休暇制度導入 年5日、兵庫県明石市

 兵庫県明石市は、児童養護施設などで暮らす子どもを一時的に家庭に迎える「ボランティア里親」に参加できるように、市職員が年5日までの有給休暇を取得できる制度を7月にも導入する。6月市議会に関連条例の改正案を提出する予定。市によると、同様の休暇制度は全国で初めて。

 市が想定しているのは、家庭に子どもを迎えて育てる「養育里親」などの法的な里親制度とは別に、地域団体などが独自に実施しているボランティアの取り組み。夏休みなどに子どもを家庭に受け入れる「季節里親」や、週末に受け入れる「週末里親」の形がある。


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