地球型惑星探すTESSが初画像 20万個の星のじゅうたん

新宇宙望遠鏡「TESS(テス)」が初めて撮影した写真。中央下やや左にケンタウルス座のベータ星が大きく明るく輝いている(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は20日までに、太陽系外にある地球型惑星を探す新宇宙望遠鏡「TESS(テス)」が撮影した最初の画像を公開した。20万個の星がじゅうたんのように南の天空を埋め尽くしている。

 ひときわ大きく明るく輝いているのはケンタウルス座のベータ星。ケンタウルス座には、地球から約4光年と最も近い恒星もあり、その周りには地球に似た惑星も見つかっている。

 TESSは高性能カメラを4台搭載し、従来の400倍広い範囲で太陽系外の惑星を探索する。


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