枝野氏、新潟知事選で現地入り 「原発がいや応なく争点」

街頭演説する立憲民主党の枝野代表=20日午後、新潟市

 立憲民主党の枝野幸男代表は20日、新潟県知事選(24日告示、6月10日投開票)で、5野党1会派の統一候補となる予定の池田千賀子県議(57)を応援するため現地入りした。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題を踏まえ、新潟市内の街頭演説で「原発がいや応なく争点になる」と指摘した。

 枝野氏は知事選を「東京を向いた政治と草の根の対決」と位置付けた。街頭演説で森友、加計学園問題に触れ「残念ながら官僚は権力に従って仕事をすることが習性になっている」と述べ、自民党などが推す花角英世・前海上保安庁次長(59)をけん制した。


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