NY株小幅反発、1ドル高 米中貿易協議でもみ合い

 【ニューヨーク共同】18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅反発し、前日比1・11ドル高の2万4715・09ドルで取引を終えた。米中の貿易協議への思惑などからもみ合う展開となり、終値は前日とほぼ横ばいの水準だった。

 米中協議がまとまれば、航空機のボーイングは中国への輸出増で収益が拡大するとの期待感から買われ、相場をけん引した。JPモルガン・チェースをはじめとした金融株は、貸し出し増や規制緩和に対する懐疑的な見方から売られた。半導体のインテルも下げた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は28・13ポイント安の7354・34と続落した。


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