東電、低料金で電力・ガス販売へ 新会社設立、全国展開目指す

関西電力と大阪ガスの顧客争奪戦

 東京電力エナジーパートナーは24日、本体とは別に低料金で電力・ガスの販売を手掛ける新会社「PinT(ピント)」を設立したと発表した。IT企業のパネイル(東京)が40%を出資し、沖縄県を除く全国で各地の大手より安く電気を売る。2020年度末までに150万件の契約を目指す。

 6月から「PinTでんき」を提供する。電力大手の一般的な単価と同じ設定だが、電気代5千円までは1%割り引く。さらに5千円超〜2万円の部分は3%引きなど、使用量が増えると割引率が上がる仕組みだ。


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