2018年4月18日 17:54 | 無料公開
近畿大が商品化した、生薬「カンカ」を入れたレトルトカレー
近畿大は18日、中国のタクラマカン砂漠で栽培されている生薬「カンカ」を入れたレトルトカレーを商品化したと発表した。共同企画した高島屋の大阪府内の店舗や、大学構内の生協で26日から取り扱いを始め、在阪のスーパーを中心に順次販路を拡大する。
近大は中国の大学などと組み、カンカの抗酸化作用や認知症に対する機能の研究を進めている。タクラマカン砂漠でカンカが寄生する木の植林事業にも取り組んでおり、カンカの利用が広がれば現地の地域振興にもつながると期待している。
野菜と鶏ひき肉を煮込んだキーマカレーに粉末状にしたカンカを200ミリグラム配合、価格は540円。