大阪桐蔭、2度目春夏連覇へ意欲 36年ぶりの春連覇果たす

第90回選抜高校野球大会の優勝から一夜明け、宿舎を後にする(左から)中川卓也主将、根尾昂ら大阪桐蔭の選手たち=5日午前、大阪市

 第90回選抜高校野球大会で、36年ぶりの2連覇を果たした大阪桐蔭の選手たちが優勝から一夜明けた5日、大阪市内で取材に応じ、夏の全国選手権大会での春夏連覇へ意欲を見せた。2012年に続き、2度目の春夏連覇を果たせば史上初めて。中川卓也主将は「いつまでも喜びに浸ってはいけない。今日から夏の山を登っていきたい」と再びの偉業を見据えた。

 遊撃手と投手を兼務し、優勝に大きく貢献した根尾昂は「昨日でうれしい気持ちは終わった」と引き締まった表情。向上心の塊のような万能選手は「投手陣も野手陣も課題がある。夏の大会まで3カ月しかない。早く練習したい」と語った。


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