米政権、銃連射装置を禁止 「重要な一歩」と司法長官

 【ワシントン共同】セッションズ米司法長官は23日、銃の連射を可能にする「バンプ・ストック」と呼ばれる特殊装置を禁止する措置を提案したと発表した。同装置を取り付けた銃を、今後は連邦法でマシンガンとして扱う内容。連邦法は原則として市民によるマシンガンの保有を認めていないため、バンプ・ストックも禁じられることになる。

 セッションズ氏は声明で「銃暴力の脅威を減らすための重要な一歩」と述べた。官報に公示し、意見公募を90日間実施した上で措置を取る方針。

 高校生らの銃規制強化を訴える大規模デモを24日に控え、トランプ政権には取り組みをアピールする狙いがありそうだ。


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