2018年3月23日 21:15 | 無料公開
【ワシントン、北京共同】米海軍は２３日、中国が実効支配する南シナ海の南沙（英語名スプラトリー）諸島のミスチーフ（中国名・美済）礁沖で「航行の自由」作戦を実施した。ロイター通信が複数の米当局者の話として伝えた。
中国国防省の任国強報道官は２３日談話を発表し、米海軍の作戦実施を確認したとした上で「断固たる反対」を表明した。
作戦は、過剰な海洋権益を主張する中国に対抗するのが目的。ロイターによると、ミスチーフ礁に中国が造成した人工島の１２カイリ（約２２キロ）内の海域を駆逐艦が航行したという。
