東証、午前終値2万0827円 764円安、貿易摩擦懸念

 23日午前の東京株式市場は、米国と中国の貿易摩擦への懸念から売りが広がり、日経平均株価(225種)は大幅に反落した。下げ幅は一時800円を超え、2万1000円を割り込んだ。昨年10月上旬以来、約5カ月ぶりの安値水準。前日の欧米市場に加え、上海などアジアも軒並み下落し、世界的に株安が連鎖した。

 円相場は一時1ドル=104円台後半に急伸し、約1年4カ月ぶりの円高水準となった。

 平均株価の午前終値は、前日終値比764円07銭安の2万0827円92銭。東証株価指数(TOPIX)は48・73ポイント安の1678・66。


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