トランプ氏、大統領補佐官を更迭 米朝首脳会談に影響も

ワシントンで講演するマクマスター米大統領補佐官=15日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は22日、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の更迭をツイッターで明らかにした。安全保障政策などを巡りトランプ氏との対立が伝えられていた。ティラーソン国務長官の解任に続き、米外交の要が相次いで辞める異例の事態。米朝首脳会談など重要な外交課題への影響が懸念される。

 マクマスター氏はロシア疑惑を巡って辞任したフリン氏の後任として、昨年2月に大統領補佐官に起用された。安全保障問題担当の補佐官が1年余りで2度交代することになった。

 マクマスター氏の後任には、ボルトン元国連大使を充てる。4月9日に引き継ぎが行われる。


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