米大統領の筆頭弁護士辞任 ロシア疑惑対応で対立

ニューヨークの裁判所を出るダウド弁護士=2011年5月11日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米政権のロシア疑惑で、トランプ大統領の弁護団を率いたダウド弁護士が22日、辞任した。米メディアが報じた。捜査への対応方針を巡りトランプ氏と対立していた。後任の筆頭弁護士は明らかになっていない。

 トランプ氏は最近、捜査を指揮するモラー特別検察官を初めて名指しで非難するなど攻撃を強めている。ダウド氏の辞任には、捜査に対するトランプ氏の姿勢の変化が背景にあるとの見方がある。


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