オウム死刑囚7人の移送完了 法務省「共犯分離が目的」 

福岡拘置所に入る早川紀代秀死刑囚を乗せたとみられる車両=15日午後、福岡市

 法務省は15日、オウム真理教による一連の事件で死刑が確定した13人のうち7人を東京拘置所から他の施設に移送したと正式に発表した。「適切に処遇し、共犯分離を図るのが目的」と説明した。

 法務省は氏名や移送先を明らかにしていないが、支援団体などによると、14日に林(現姓小池)泰男死刑囚(60)が仙台拘置支所、横山真人(54)、岡崎(現姓宮前)一明(57)の両死刑囚が名古屋拘置所、井上嘉浩(48)、新実智光(54)の両死刑囚が大阪拘置所、中川智正死刑囚(55)が広島拘置所にそれぞれ移送された。15日に早川紀代秀死刑囚(68)が福岡拘置所に入り、移送が完了した。


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