死亡女児、2カ月で体重4キロ減 目黒区の事件、食事取れず衰弱か 

4日、送検のため警視庁碑文谷署を出る船戸雄大容疑者

 東京都目黒区の自宅で船戸結愛ちゃん(5)が父親に殴られた後、死亡した事件で、1月時点で16・6キロだった結愛ちゃんの体重が、亡くなるまでの約2カ月間に約4キロ減少していたことが9日、関係者の取材で分かった。警視庁は、急激に体重が減った経緯について調べている。

 警視庁による司法解剖では、結愛ちゃんの栄養状態が良くなく、体重は約12キロだった。傷害容疑で逮捕された父親の船戸雄大容疑者(33)は「言うことを聞かなかったので数日前に顔面を殴った。それ以来、食事を取らず吐いていた」と供述している。

 結愛ちゃんには新しい打撲痕、古いあざも複数あった。


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