東証、午前終値2万1554円 米朝会談に期待、一時500円高 

日経平均株価の上げ幅が一時500円を超えたことを示すモニター=9日午前、東京・東新橋

 9日午前の東京株式市場は、米朝首脳会談への期待から日経平均株価(225種)が大幅続伸し、上げ幅は一時500円を超えた。トランプ米政権が鉄鋼などの輸入制限を巡り、日本などの同盟国を交渉次第で適用外とする余地を残したことも買いが強まる要因となった。

 午前終値は前日終値比186円60銭高の2万1554円67銭。東証株価指数(TOPIX)は10・02ポイント高の1719・97。

 朝方は、前日の米ダウ工業株30種平均が上昇し、外国為替市場で円安ドル高が進んだことが買い材料となった。

 その後は、様子見ムードが広がり、上げ幅は縮小した。


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