2018年3月6日 07:52 | 無料公開
ホワイトハウスで開かれた鉄鋼メーカー幹部らとの会合に出席したトランプ米大統領=1日(UPI=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は5日、ホワイトハウスで記者団に対し、鉄鋼とアルミニウムを対象とする輸入制限の発動方針は「撤回しない」と述べた。一方、与党共和党のライアン下院議長は輸入制限に反対を表明した。共和党執行部は発動阻止も視野に対応策の検討に入った。
トランプ氏はイスラエルのネタニヤフ首相との会談の冒頭で輸入制限に言及した。米国への輸入量を抑制し、国内産業を保護するため、鉄鋼に25%、アルミに10%の高関税を課すことを週内に正式決定する。日本も含め全ての国の製品を課税対象とする方針だ。