崖下にバス転落、44人死亡 南米ペルー 

21日、ペルー・アレキパ近郊で崖下に転落したバス(ロイター=共同)

 【リオデジャネイロ共同】南米ペルーからの報道によると、南部アレキパ近郊で21日未明、2階建てバスがカーブをはみ出して約200メートル崖下に転落する事故があり、乗客乗員のうち少なくとも44人が死亡し、23人がけがをした。乗客に外国人はいなかったもよう。

 バスは南部チャラからアレキパに向かっていた。現場は霧が濃く、視界が悪かった。警察は運転手がハンドル操作を誤ったか、居眠りしていた可能性があるとみている。

 ペルーでは1月、首都リマ北郊のパサマヨで長距離バスが崖下に転落し、約50人が死亡する事故が起きたばかり。


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