金塊加工、腸に隠し密輸 中部空港で韓国籍女性ら 

 韓国籍の女性7人が1月末、加工した複数の金塊を直腸に隠して韓国から中部空港(愛知県常滑市)に密輸しようとしていたことが20日、空港関係者への取材で分かった。金塊密輸はこれまで、下着などに隠す手口が多かったが、体内に隠す手口が発覚するのは珍しいという。

 関係者によると、密輸しようとしたのは50~60代の女性7人で、ツアー客を装っていた。韓国の仁川空港から中部空港に到着後、金属探知機による検査で分かり、密輸は未遂に終わった。

 7人は数センチほどに加工、透明の袋に入れた複数の金塊を肛門から挿入、直腸に隠していた。入国後、トイレなどで出す計画だったとみられる。


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