2018年2月20日 12:37 | 無料公開
三菱電機が、杉山武史副社長(61)を4月1日付で社長に昇格させる人事を固めたことが20日、分かった。柵山正樹社長(65)は会長に退く。 自動車機器や家電などの幅広い分野を担当してきた杉山氏を経営トップとすることで、自動車分野や人工知能(AI)など成長領域での事業拡大を目指す。柵山社長が就任から丸4年を迎えるのを機に若返りを図る。 三菱電機は、工場自動化のシステム導入がスマートフォンや自動車向けで好調。2017年4~12月期連結決算の純利益は前年比42・7%増の1931億円で、過去最高となった。