2018年2月20日 10:12 | 無料公開
【カイロ共同】シリア北西部アフリンのクルド人勢力に対する越境作戦を続けるトルコのエルドアン大統領は19日、ロシアのプーチン大統領に続き、イランのロウハニ大統領とも電話会談した。シリアのアサド政権軍がクルド人勢力支援でアフリンに入るとの情報を受け、シリアの後ろ盾のロシア、イランを通じ警告を発した。 シリアの国営メディアなどは、政権軍の部隊が19日にもアフリンに入ると報じたが、動向は確認されていない。エルドアン氏は同日の電話会談でアフリンのクルド人勢力一掃へ強硬姿勢を示す一方、アサド政権軍との衝突回避を模索した可能性がある。