成長戦略、4割が目標未達 人材育成や農業で遅れ 

 政府は17日までに、2016年度の成長戦略で重要項目と位置付けた政策のうち、今年1月時点で約4割が目標に達していないと評価する報告書をまとめた。人材育成や大学改革の関連政策、農林水産業の競争力強化で遅れが目立った。

 評価対象とした全134項目のうち、約4割に当たる54項目が「目標未達か、達成に向け十分に進捗していない」と分析した。これに対し「達成、もしくは達成に向け順調に進んでいる」は60項目。残り20項目はデータが得られなかったことなどから評価を見送った。


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