2018年2月16日 09:46 | 無料公開
バノン氏(AP=共同)
【ワシントン共同】米主要メディアは15日、トランプ政権を巡るロシア疑惑の捜査を進めているモラー特別検察官が、トランプ大統領の元側近で首席戦略官を務めたバノン氏を事情聴取したと報じた。モラー氏は大統領本人の直接聴取にも意欲を示しているとされ、捜査の行方に関心が高まっている。
聴取は今週、2日間にわたって計約20時間実施されたという。大統領選を有利にしようとトランプ陣営とロシアが共謀していなかったかどうかや、連邦捜査局(FBI)長官として同疑惑を調べていたコミー氏が解任された経緯に関して詳しく聴取したもようだ。