夏の甲子園で外野席有料化 高野連、中央席も指定に 

大勢の観客で埋まった昨夏の決勝の外野席=2017年8月23日、甲子園球場

 日本高野連は24日、今夏の第100回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕・甲子園球場)から、これまで無料開放してきた外野席を有料化し、バックネット裏の中央特別席を全席前売りの指定席とすることを発表した。球場全体の混雑緩和や、ファンが行列をつくる外野席外の球場敷地内での転倒事故等を防ぐためで、夏の全国選手権大会に限った措置という。

 夏の全国選手権大会では、2015年の第97回大会以降、開門前の来場者が急増している。好カードが多かった昨夏の大会第4日は、開門時に1万2600人が来場し、対策を求める声が高まっていた。料金や販売方法の詳細は4月に決定する。


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