東証反落、2万4千円割れ 過熱警戒、円高も重荷 

 24日の東京株式市場は円高ドル安が重荷となり、売り注文が先行して日経平均株価(225種)は反落した。節目の2万4000円を割り込んで取引を終えた。相場の過熱が警戒され、利益を確定する売りが目立った。

 終値は前日比183円37銭安の2万3940円78銭。東証株価指数(TOPIX)は9・84ポイント安の1901・23。出来高は約15億2300万株。

 23日は平均株価が大きく上げ、終値として約26年2カ月ぶりに2万4000円台を回復していた。反動で24日は朝方から売りが優勢で、午後には一時200円超下げた。


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