社民党首選、又市氏擁立で合意 26日再告示 

社民党の又市征治幹事長

 社民党の国会議員4人は23日、吉田忠智党首が立候補を辞退した26日再告示の党首選を巡り国会内で会談し、後継に又市征治幹事長(73)を擁立する方針で大筋合意した。党幹部が明らかにした。地方議員も含め他に立候補の動きはなく、無投票で当選が決まる見通しだ。

 若返りによる党勢回復を重視する観点から、当初は吉川元・政審会長(51)が有力視されており、又市、吉川氏のほか福島瑞穂副党首、照屋寛徳国対委員長が加わった4人の会合でも吉川氏を推す声があった。

 だが、最終的に野党共闘に尽力してきたベテランの又市氏の政治手腕に対する期待が上回り、又市氏も受け入れた。


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