与党、予算成立に全力 「課題バランスよく発信」 

 与党は22日、安倍晋三首相の施政方針演説について「少子高齢化、国際環境の変化、人づくり革命などの課題をバランスよく発信した」(岸田文雄自民党政調会長)と評価し、2018年度予算の3月末までの成立に全力を挙げる姿勢を強調した。

 岸田氏は、憲法改正議論の前進や働き方改革の実行についても決意を示した施政方針を踏まえ「政府と与党がしっかり連携し、具体的な取り組みの努力を続ける」と記者団に語った。

 公明党の山口那津男代表は「働き方改革を柱に政府が取り組むべきテーマと方向性を幅広くはっきりと打ち出した。来年度予算の本年度内の成立に全力を尽くしたい」と述べた。


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