香川の鳥インフル、焼却作業完了 養鶏場で9万2千羽 

 香川県は22日、H5N6型高病原性鳥インフルエンザが確認された同県さぬき市の養鶏場と、経営者や飼育員が同じ近くの養鶏場で殺処分した鶏計約9万2千羽の焼却作業を完了した。15日から県内4カ所の一般廃棄物焼却施設で進めていた。

 県や農林水産省によると、発生場所の養鶏場から半径10キロ圏内の養鶏場を対象に25日から鶏の検査を実施。陰性が確認でき、新たな発生もなければ、同3~10キロ圏内に設定した、卵や鶏などの持ち出しを禁じる「搬出制限区域」を30日にも解除。さらに経過を見て、同3キロ圏内に設定した、持ち出しや持ち込みを禁じる「移動制限区域」を解除する。


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