英独立党党首に不信任案 交際女性の人種差別問題 

 【ロンドン共同】反移民を掲げる英国の右派政党、英独立党の幹部会議は21日、ボルトン党首に対する不信任案を可決した。事実上の辞任要求で、近く解任の是非を問う党員投票を行う見込み。英メディアが報じた。

 ボルトン氏を巡っては、交際していた党員の女性がヘンリー英王子の婚約者メーガン・マークルさんについて人種差別的なメッセージを知人に送っていたことが発覚し、党内外から辞任を求める声が上がっていた。

 メッセージを入手した日曜紙メール・オン・サンデーによると、女性は、母親がアフリカ系米国人のマークルさんの存在は「王室を汚す」などと記していた。


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