「電柱ロケット」2月3日に発射 JAXA、不具合で延期 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、電柱サイズの小型ロケット「SS520」5号機を2月3日に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げると発表した。当初は昨年12月に予定していたが、装置に不具合が見つかり延期していた。

 打ち上げ予定は2月3日午後2時~同2時20分ごろ。昨年12月の打ち上げ前に、ロケットにあるガスタンクの圧力センサーの故障が判明し、交換した。

 ロケットには東京大の超小型衛星を搭載。衛星打ち上げ需要の増大に対応するため、安価でスケジュールの融通が利くロケット技術の実証を目指す。


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