北朝鮮、代表団トップの人選不明 議論先送り主張で、韓国統一省 

南北次官級協議の内容について説明する韓国統一省の千海成次官(右)=17日、ソウル(共同)

 【ソウル共同】韓国と北朝鮮が平昌冬季五輪での合同チーム結成などで合意した17日の次官級協議に関し、韓国統一省は同日深夜、北朝鮮が9日の閣僚級会談で派遣すると表明した高官級代表団に関する議論の先送りを主張し、話し合いに入れなかったと明らかにした。このため、選手らを含む代表団全体のトップの人選は不明のままだ。

 北朝鮮は平昌派遣の高官に国際社会から核問題での協議に応じるよう働き掛けがあることも想定し、顔ぶれを直前まで明らかにしない方が得策だと考えている可能性もある。


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