関電、災害復旧でファミマと協定 非常時の体制強化 

 関西電力は17日、コンビニ大手のファミリーマートと、大規模な災害が起きた際の復旧活動で支援を受ける協定を結んだと発表した。阪神大震災から23年となったのを機に、非常時の体制をより強化することにした。

 関電が電力の復旧作業を安定して継続するため、作業員に必要な食料や水といった生活物資をファミマから受け取る。事業所ごとに2日分の物資は常時保管しているが、不足時に備える。

 関電は支援を円滑に受けられるように、被災地の停電や電力の復旧に関する情報をファミマに提供する。両社の協力体制を平常時から確認するため、年1回以上意見交換をすることも盛り込んだ。


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