国交相、米インフラ整備に期待 「日本企業に商機」 

記者会見する石井国交相=16日、米ワシントン(共同)

 【ワシントン共同】米国を訪問中の石井啓一国土交通相は16日、首都ワシントンで記者会見し、トランプ政権が計画するインフラ整備への巨額投資について「日本企業にとっても大きなビジネスチャンス(商機)になり得る」と述べ、日本の経済成長につながることに期待を表明した。

 トランプ政権は経済政策として、今後10年間で官民合わせて1兆ドル(約110兆円)をインフラ整備に投資したいとしている。石井氏は道路や橋の損傷がひどくなる前に予防的に修繕し、維持費を抑えることが日本企業の強みだと説明。「日本は米国のインフラ維持に貢献できる」と語った。


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