英ガーディアン紙、紙面を小型化 経費削減でタブロイド判に 

タブロイド判に小型化された15日付の英高級紙ガーディアン(右)と、小型化前の同紙(共同)

 【ロンドン共同】1821年創刊の英国の高級紙ガーディアンは15日、2005年から採用してきたベルリナー判(縦47センチ、横31・5センチ)から、やや小型のタブロイド判(縦40センチ、横28・5センチ)に大きさを変更した。コスト削減が理由。日曜日発行の系列のオブザーバー紙も同様の対応となる。

 リベラルな論調で知られるガーディアン紙は2005年4月に約34万部あった発行部数が昨年4月には約15万部に減少。印刷をタブロイド判の他社に委託して自社の紙面を小型化、3年間で赤字を解消する計画。

 英国ではデジタル化の波で新聞広告収入が急減している。


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