EPA早期発効へ協力 日ブルガリア首脳会談  

 【ソフィア共同】欧州歴訪中の安倍晋三首相は14日午後(日本時間14日夜)、4番目の訪問国ブルガリアに到着し、ボリソフ首相と首都ソフィアの首相府で会談した。欧州連合(EU)の今年前半の議長国を務める同国との間で日本とEUの経済連携協定(EPA)の早期発効に向けた協力を確認。安倍首相は旧ユーゴスラビア紛争後の地域を支援し和解を促す「西バルカン協力イニシアチブ」を示した。

 日本の首相によるブルガリア訪問は初めて。会談では、昨年12月に妥結した日欧EPA協定による巨大経済圏誕生の意義について、首脳間で認識を共有した。


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