幼稚園の保護者負担軽減 360万円未満の世帯で 

 政府は18日、2018年度から世帯年収270万円以上360万円未満の家庭を対象に幼稚園の保育料負担を軽減すると決めた。幼稚園就園奨励費の補助として前年度比21億円増の330億円を18年度予算案に計上することで関係閣僚が合意した。全国で約14万人の子どもが対象になる。

 文部科学省によると、年収270万~360万円の世帯は現在、第1子では年間に16万8800円の保育料負担があるが、これを12万800円とし、第2子も8万5千円から6万1千円へ引き下げる。第3子以降はもともと負担がない。


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