元小児科医に懲役3年求刑 患者11人へのわいせつ行為 

 患者の女児11人に対し、下腹部をスマートフォンで撮影するなどしたとして、強制わいせつなどの罪に問われた国立病院機構「四国こどもとおとなの医療センター」(香川県善通寺市)の元小児科医井川雅崇被告(32)=懲戒解雇=の論告求刑公判が14日、高松地裁(横山浩典裁判官)で開かれ、検察側が懲役3年を求刑し結審した。判決は来年1月15日。

 検察側は論告で「女児らと2人きりになる状態を巧妙につくり、2年余り犯行を繰り返した。医師の立場を利用した悪質な犯行だ」と指摘。弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。


  • LINEで送る