大谷が肘靱帯損傷と米報道 10月に注射で治療、症状は軽度 

日本ハムの球団施設で体を動かす大谷翔平選手=12日、千葉県鎌ケ谷市

 【ロサンゼルス共同】プロ野球日本ハムから米大リーグ、エンゼルスへの移籍が決まった大谷翔平(23)が右肘の内側側副靱帯を損傷していたと12日、米ヤフースポーツが報じた。10月に自身から採取した血小板を使い、組織の修復や再生を図る「PRP注射」による治療を受け、症状は最も軽度としている。

 米スポーツ・イラストレーテッド誌(電子版)によると、代理人のバレロ氏は交渉中に各球団に予防的な措置として、ヤンキースの田中将大も経験したPRP注射を受けたと説明していた。エンゼルスのGMは「翔平は精密な身体検査を受けている。深刻な外傷は見つかっていない」と懸念を払拭した。


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